ぬのさんのスパイスフリークな日々 | 布川俊樹ブログ

流行病妖精日記 - [個人的案件] - 2022年12月5日

ついに「流行病」に罹ってしまいました。

自分としては貴重な体験だったので、罹ってない方の参考のために、それから自分の記録としてブログに残しておくことにしました。

●発症1、2日め

初日夜に発熱37度、パブロン飲んで寝るも翌朝は37度9分。行きつけの内科医に電話すると「できたら抗原検査を」と言われて自主検査したら見事に妖精…。

午後は病院とのやり取り、陽性者登録ネット手続き(結構めんどくさい作業)とか大学やレッスン&仕事キャンセル連絡など事務の嵐。

こんなの僕程度の症状だからまだいいけど、症状きつかったら相当大変だよあなあ。

症状は1日中熱が37度台後半。

救いは、メシが旨かったこと(笑)。

薬は近くの薬局から宅配で届けてもらいました。

忙しいときにガンガン夜中まで酒とか吞んでて免疫力落ちたかなあ。

それで急にヒマになった。

いままでもそういうときによく体調崩してたんだよね。

ちょっと悔しい(涙)。

●3日め

16時頃にやっと陽性者登録手続き完了の連絡が来て、改めてホテル療養希望申し込みをネットで完了(かなり項目多いしわかりにくくてこれもめんどくさい)。

しかしホントにこの事務、病人にはかったるいです(嘆)。

と思ってたところに、今度は17時に電話かかってきてホテル療養申請に関するインタビュー小1時間。

やけに気合い入っちゃいました(爆)。

つい数分前にネットで登録したことをわざわざ全部僕に言わせて確認するの。

もう途中から笑っちゃう感じ。

本人であることはちょっと話せば明らかでしょうに。

まあ、文句言ってもいいことないから何ももちろん言いませんでしたが。

この日は熱はカロナールで上がったり下がったりで37度台前後。

●4日め

夜中にすごく汗かいて何か熱が自然に下がった印象。

この日からずっと36度台でカロナールも飲まなかった。

ただ咳は奥の方の深いところの感じでむせる感じ。

しつこい風邪って感じかな。

午後にホテル療養OKの連絡が来て、翌日木曜午後からのホテル療養が決定。

最初にホテル療養希望を言ったのは月曜だったのに…。

ちなみにこの日に妻も息子も発症。

そりゃーそうだよな。月曜陽性判明以降、レッスンをやってる小さい4畳半くらいの仕事部屋(そこに布団を敷いた)とトイレの往復だけしかしてなかったんだけどダメだった。

風呂はもちろん、洗面所使う歯磨きもしてなかったんだけど。

●5日め

晴れてこの日から4泊5日ホテル独房服役となりました。

自宅に迎えの車が来て新横浜のビジネスホテルへ。

ホテルに到着すると、エレベーターがある小さい部屋に1人で入るよう指示されました。

部屋備え付けの電話が鳴って色々と説明を受けます。

指定の部屋番号515が書いてある袋を持ってエレベーターに乗りました。

午後1時過ぎに無事独房入所。

ここになんだかんだ90時間缶詰になります。

部屋に入ると何回か電話でまた指示が。

結局ホテルに入ってから最初の3日間は全く誰とも会いませんでした。

部屋を出るのは外の配膳棚に食事を取りに行くときだけ。

これ、目隠しされて来たら完全にSFだなと思った次第。

あ、狭いユニットバスだけど4日ぶりの風呂は幸せだったな。

それからは、ブログ書いたり、事務仕事したり、人生考えたり(来年の身の振り方とか…笑)、ギター練習したり(これはかなりしました)、本読んだり、ワールドカップ観たり(夜中も別に何しててもいいからね)って90時間でしたね。

アルコール全くなしだから相当デトックスな1週間だったとは言えましょう(こんなに長期間アルコール抜いたのはいつ以来か全くわかりません。

成人してからあるのかな?…笑)。

改めて思ったこと。

こんな機会は健康ならばなかなかない。

我が身を振り返る実に貴重な1週間療養となりました。

また明らかに軽症だったと思うので幸運には感謝しています。

あと、そんなときに1本ジャズの基本に立ち返る映像も作ってみました。

●布川せんせー服役4日め「聖者の行進でジャズフレージングの本質を考えてみた」

人間万事塞翁が馬!ってことで年内残り張り切って行きましょう!

P.S…最後にホテルでの昼夜の弁当メニュー写真をあげておきましょう。

これ、病人メニューとしてはなかなかのもんだと思いませんか(苦笑)?

野菜なし!

あ、公費でおまんまありついて文句は言いませんが…。

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