ぬのさんのスパイスフリークな日々 | 布川俊樹ブログ

日本経済新聞に「ジャズ渡世人」の文字が(友人内田裕之くんの記事)- [ニュース] - 2024年2月26日

まさかこんな日が来るとは…。

愛読紙日本経済新聞に「ジャズ渡世人」の文字が載った。

大学ジャズ研時代に一緒に演奏していた友人内田裕之くんが日経の文化欄交遊抄で書いてくれた記事。

何て素敵な素晴らしい文章だろう。

母親が生きてたら間違いなく感動して泣いてたな。

ジャムセッションのことと渡世人のことを主に書いてくれたことが僕としては心より感謝だ。

内田くん、どうもありがとう。

持つべきものは友達だ(涙)。

“布川俊樹

文面にもあるが、彼は東工大じゃなくて東大(僕は東大のジャズ研にも学外部員として参加していた)。

素晴らしいクラリネット&テナーサックスプレイヤーだった。

一緒に大学時代やったコンサートは六本木ピットイン。

僕は「ジョーパスそっくりさんコンテスト」優勝直後だったんで、完全コピーの「Night And Day」を無伴奏ソロで弾いた(人のバンドだったのに…苦笑)。

兎にも角にも、あれを人前で弾いたのはあのときだけ。

いまは全く忘れて弾けないけどね(弾ければ芸になるのになあ…)。

僕は当時、ハービーハンコック(VSOP)、ウェザーリポート、ジョンスコフィールドとか目指してたから明らかにコンテンポラリージャズフュージョンよりのサウンド。

枯葉クラリネットやスタンゲッツみたいなテナーでモダンジャズを綺麗に知的にプレイしていた印象。

サウンドのテイストは違ってたけど、大橋美加さん(vo)入りのバンドでよくライブをやっていた。

卒業後はあまり会わなくなった。

うん十年に1回やる東大ジャズ研のOB会で会ったりするようになったのもここ15年くらいじゃないだろうか。

彼は新日鉄(現日本製鉄)に勤めて、ブラジルに行ってたり、スタンフォードに留学してたり、まあ僕とは全く違う人生を送っていたわけだが、スタンフォードではスタンゲッツに教わったとか、マイケルブレッカーに会って謎な質問したとか面白い奴なのだ(いつも酔っ払ったときにそういう話をしてるからあんまり覚えてないけど)。

この数年、やけにライブに来てくれるようになって会うことも多くなった。

歳取ってOB会も盛んになって来たしね。

驚くことに、あんな賢くて凄いビジネスマンになってるのに(現在は合同製鐵社長!)、サックスの腕前は相変わらずバッチリ!まいります。

こちらこそ楽しくセッションしましょうね!

今後ともよろしくお願いいたします。

ちなみに、大学時代のコンサートの後の集合写真で、内田くんと僕は後列に並んで立ってます。

“布川俊樹
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