ぬのさんのスパイスフリークな日々 | 布川俊樹ブログ

LA旅行で感じた諸々(経済格差など)個人的案件]2024年9月26日

さて、2回に渡った「聖地巡礼 LA 3泊5日弾丸旅行」いかがでしたか。

もう1回おまけとして、今回の旅行で感じた諸々を書いてみますね。

“ロサンゼルス”

旅行準備と現代の米国社会への対応

この旅行は6月末に決定。

ANAカードが僕のメインのカードなので、ANAのフライト+ホテルのパッケージツアーを予約しました。

野球観戦はドジャースのサイトで別に取りました。

今回のツアーで一番心配だったのは、全てアプリで行う現代の米国社会にここ7年くらいスマホもやめてた The ガラパゴスの僕が対応できるのか(苦笑)?ってことでした。

正直、Uberとかかなり心配でした(意外に心配性なんです)。

まわりのよく米国に行く人に色々質問しましたね。

小岩フレンドの田辺さん、関西でライブに来てくれる橋さん、生徒の山村くん、橋本さん、色々アドバイスどうもありがとうございました。

Uberの利便性とタクシー業界の現状

結果、Uberはめちゃ便利で簡単でした。

予約するときに値段は確定。

降りた直後に直ぐメールに領収書が送られてくる。

そこには移動経路マップまで添付されてきます。

チップをいくら払うか(あるいは払わないか)は降りてから決めればいいから、降車時に迷うこともありません。

笑ったのは、3日め、ドジャースタジアムの試合後にUberを待っていると(当然Uber待ちの人たちで溢れています)、タクシーの運ちゃんが声をかけてくる。

「待たないで直ぐ乗れるよ。安くしておくよ。50ドルでどうだい?」そんな感じ。

まるで白タクです。

Uberは「フィフティーじゃなくてフィフティーン」だから15分待ちでもノーサンキューですね(笑)。

これはタクシーは駆逐されちゃうのは必然ですよねえ(この流れを考えると、今後はロボットタクシーになっちゃうんでしょうね。

多分快適)。

まあ Uberの問題点は、ドライバーがアマチュアってことはあるんでしょうね。

イヤホンで音楽聴きながら運転してるドライバーもいたし。

宿泊施設とアメニティ、ウォッシュレットについて

宿泊したダウンタウンのミレニアムビルトモアは、部屋は綺麗で広かったし、クラシックホテルっぽい内装や雰囲気はとてもいい感じ、かつリーズナブルでした。

ところがアメニティーは日本のしょぼいビジネスの方が充実してるんだよなあ。

部屋着もスリッパもなかった。

浴室も昔のホテルって感じ(クラシックホテルだから?)これは価値観なのだろうか?

“ロサンゼルス”
“ロサンゼルス”

加えて、もう10年以上前から言われてた「米国ではウォッシュレットがない」ことが未だに続いてることにもビックリ(このホテルにも、その他 綺麗めな公共施設にも全くなかった。

日本はどんなしょぼいビジネスホテルでもいまはウォッシュレットだから)。

こんなに経済格差あるのに‥‥。

経済格差について

その経済格差について。

話に聞いていた物価の高さについての実感。

どうせ1年に1回あるかの大イベントなので、4日間で色々なものの値段を全く気にしなくなってしまいましたね。

まあお金の使い道は移動(ほぼ Uber)と飲食、お土産だけでしたが。

物価の具体例

いくつかの実例を挙げてみます。

1回だけ行ったコンビニ。

まずコンビニが日本とかと比べると極端に少ないです。

2日め夜リンゴスターオールスターバンドのコンサートの帰りにブラブラ地下鉄の駅まで歩いてその間にガソリンスタンド併設のコンビニを発見して朝食でも買っておくかってことで、500mlくらいの牛乳とストロベリーバナナジュース、小腹が空いてたんでポテトチップス1袋、アップルデニッシュ買いました。

トータル18.71ドル。

ま、その時は最高のロックエンタテインメント観て(以下URLの感じ)

https://www.musiclifeclub.com/news/20240910_06.html

呑んでいい感じになってるし、何も考えずクレジットカードで払いました。

翌朝ホテルで何となくレシート見てみると、その内訳はポテトチップ6ドル、ジュース6ドル、アップルデニッシュ3.6ドル、ミルク3ドル。

2日めにして何も感じなかったけど、日本円にしたら呆れますよね。

コンビニで買う普通の大きくもないポテトチップスやジュースが900円!

30年前のローディーこまっちゃんは2017年にLAに移り住んでから1度も日本に帰国していません。

映画音楽作曲家を目指してるってことですが、それで食うのは当然大変なので日本語講師をやって生計を立てているわけです。

グリーンカードも取ったということ。

本当に大したものです。

彼は車を持っていないこともあってウーバーで50ドル払って乗るのはしょっちゅうで全然当たり前の感覚だそうです(LAは広いからとにかく車社会)。

ちなみに僕の同級生友人はまあ高級取りサラリーマンだった奴も多いけど、渋谷で呑んでてもよっぽど泥酔じゃなければ大抵電車で帰ろうとします。

まあ、東京は全然電車網が充実してるっていうのはあるにしても。

これは高くても当たり前だけど(値段忘れたけど日本の球場でもそれなりに高い)、ドジャースタジアムで呑んだビールは19ドル。

ホットドッグはビールより安かったけど。

ちなみにリンゴのコンサートで呑んだ白ワイン1杯が驚愕の44ドル(一応グラスはデカかったから小さいカラフェかな。

味は100円台ワインって感じ)!

寿司バー最後の晩餐は(寿司レベルは全くフツーの寿司屋)お酒ちょっとと写真の握り2人分で200ドルくらい、帰りのLA空港でピザと赤ワイン1杯40ドル。

“ロサンゼルス”

まあ、とにかく飲食は1.5倍から2倍の値段の印象ですね。

野球観戦チケットは初日3階席が2人分で2.4万円(6月時の為替で)、2日めそこそこ内野のいい席は2人分で約9万円、ちなみに僕には到底手がでないバックネット裏やダッグアウトの後ろなど一番内側のエリアは1人分約30万円(60万円くらいのもあった)!

これも日本のスタジアム値段の数倍な印象。

家賃の衝撃

そんな中でも一番ビックリしたこと。

こまっちゃんにどんなところに住んでるのかの聞いてみると…。

日本的な言い方で6畳2間って彼は言ってました。

つまり2Kですね。

ハリウッドの北西ユニバーサルスタジオやベイクドポテトに近いあたりらしいんだけど(まあ郊外ですね)、何と家賃が1400ドル!

これには驚き呆れました。

「こまっちゃん、それウチの近くだったら3LDK家族向け住宅の値段だよ」。

仮に僕がLA人だったら、日本旅行したらもう天国としか言いようがありません。

そんなことを思いました。

皆さま、米国行くときの参考にして頂ければ幸いです。

P.S.

P.S……色々書き連ねましたが、もちろんオータニさん!のホームラン、盗塁、その勇姿を生で観ることの喜びと感動はプライスレスでございます(感謝)。

最高に楽しい LA弾丸旅行だったことは間違いありません。

“大谷翔平”
“大谷翔平”