ぬのさんのスパイスフリークな日々 | 布川俊樹 Official Fan Site

2025年夏ジャズ渡世人ひとりタビ - [仕事色々] - 2025年10月31日

秋も深まり冬のような気候も多い日々ですが、夏休み日記遅れ出しでございます（爆）。今夏もやりました。ジャズ渡世人ひとりタビです。

●8/21（木）川崎市多摩区自宅～いわきミューゼ音楽教室鹿島センター

まずは初日、初のいわき布さん道場です。今回のライブをコーディネイトしてくれたのはオンラインレッスンをしている鵜沼よしこさん。ライブ前に小名浜の岬に連れて行ってもらいました。お世話になりました。どうもありがとうございました。

セッションライブ写真1枚めは東工大ジャズ研の大々先輩、堅田さん(ts)とデュオ。東京科学大学とは言いたくないですね（苦笑）。

●8/22（金）いわき～新潟県見附市文化ホールアルカディア Let’s 夏 Jazz コンサート

布川俊樹(g)、吉田睦(vo)、阿部泰比古(sax)、渡辺貴行(b)、内山二夫(ds)、井上潤(g)

新潟県屈指の女性ヴォーカリスト吉田睦とワタクシのユニットFound。リリースから12年も経ってしまいました。今回は昨年暮れ以来の勝手知ったるお馴染みのメンツでのホールコンサートでした。

ジャズ渡世人の楽しみは移動中のドライブです（車の場合は）。この日の移動は太平洋から日本海までひたすら西に向かいました。猪苗代湖までは下道。人生初めての湖かもしれない。海水ならぬ湖水浴場があるんですね。

見附には14時過ぎに到着。吉田睦と初めて会ってからなんだかんだ15年。むっちゃんの歳を聞いてビックリ（苦笑）。

この日は凝った曲も多いからしっかりリハをして臨みました。以下がセットリストです。吉田睦、井上潤の夫婦デュオから始まって、僕がそこにアコギで加わって3曲。その後は全員で演奏しました。僕はこの日はMDのソリッドギターとスティール弦アコギ。新鮮でした。

●1st

Mon Soleil（吉田、井上）
Route66（found、井上）
Natural Woman（found、井上）
Eternal Friend（found）
Georgy Porgy（全員）
おいしい水（全員）

●2nd

You Don't Know What Love Is（布川、阿部、内山、井上、アンソニー）
You're the Dangerous Type（全員）
Almost Like Being Love（全員）
On a Rainy Day（全員）
I Found You（全員）

アンコール

ステキ（全員＋坂西vo）

●8/23（土）新潟県三条井上夫妻宅～新潟県柏崎市 Ken’s Studio

布川俊樹　水口かずみ DUO & ジャムセッション

前日夜は、見附での焼き肉打ち上げから三条へ車移動。井上夫妻（井上潤、吉田睦）宅で、夜中に色々音楽映像観たりしてまたまた新潟ワインなど頂いて盛り上がりました。

お昼は井上家族と阿部さんとへぎ蕎麦。阿部さん車で見附に向かいます。見附に別れを告げて柏崎へ出発。今回一番楽勝な移動ですね。途中スーパー銭湯で2時間くらいノンビリ。

柏崎では長年お世話になっている福田重男の愛弟子、水口かずみさんとのDUOライブ＆ジャムセッション。水口さん、かなり攻めた選曲でビルエヴァンスの4拍子、3拍子が入れ替わって出て来る曲や福田師匠の鉄板オリジナル「Go Ahead Nigel」など。師匠への想いを感じる素敵なプレイでしたね。

終わってからは、来ていたサックスプレイヤーの質問からやけにジャズ講座みたいになっちゃった打ち上げでした。参加した小柴さんtpに何とドジャースとコラボしている八海山を頂いちゃいました。どうもありがとうございました。

●8/24（日）新潟県柏崎～金沢もっきりや布川俊樹　矢堀孝一　Live＆ジャムセッション

布川俊樹(g)、矢堀孝一(g)、トモ中山(b)、中島ケント(ds) etc.

移動は220kmと結構距離はありましたが、入り時間も遅かったので初めて下道行ってみました。これが実によかった。

新潟県から富山県への高速ってトンネルだらけでまったく面白くない。国道8号線はトンネル全然少なくて海沿いだから眺めが実にいい。浮いた高速代がウニ丼になりました（ヤボちゃんに「そんな学生みたいなことして」と笑われました）。

この日のライブは実に盛り上がったな。最初3曲、上記のメンバーで一期一会のセッション。その後、矢堀金沢道場の面々で延々ジャムセッション。かなり前にも同じような企画やったけど、皆すごく上達していました。噂のローピン効果の模様です。

ライブ後半からインバウンド外国人が次から次へと入って来て、さながら高田馬場イントロ状態。それも盛り上がりましたね。

ライブでのサプライズは、たまたま山中千尋さんの昼のコンサート仕事で来ていた初対面橋本現輝(dr)くんが途中から来てくれて何曲も参加してくれたこと。ドラムプレイも素晴らしかったけど、ビックリしたのは凄まじい酒豪なこと。多分僕の倍は呑むな。

かなり話も弾みました。

もう一つのサプライズは何と高校1年生15歳のやまだあみ(b)さん。ホストのトモ中山氏の生徒さんらしいんだけど、とんでもなくちゃんとしている音楽的なプレイ。恐るべき高1女子でした。まずベースが骨太で音がいい。リズムが落ち着いててスピードあるし実にやりやすい。いやあ日本のジャズ若者もとんでもないことになってますね。

あまりに素晴らしかったので、最後に山ゴンこと山科寿崇子さん(ds)と急遽トリオでマイルスのFourを演奏しました。一期一会の　もっきりドッキリトリオ。楽しかった！

夜中の打ち上げはまあなんかアホな話満載で盛り上がりました。

あと、矢堀道場の Iさんに何とBOSSのハンカチを頂きました。オータニさーんLOVEのワタクシですが、初BOSSです。缶コーヒーならあるけどね。どうもありがとうございました。彼女も1曲共演したけど、実にバキッとしたプレイで上手くなってたな。

●8/25（月）金沢～福井田原町 Muse 布川俊樹岩佐高征トーク＆セッションライブ

布川俊樹(g)、岩佐高征(ukulele) etc.

この日の移動は楽勝ですね。当然下道。かなりゆっくり行ったけど、チェックイン1時間前の14時には着いてしまいました。ホテルからちょっと歩いてカフェ探してフルーツパーラーに避難。もう痛いくらいの暑さで歩き回る元気がありません。

ピーチフェアってことだったけど、ピーチパフェは3000円くらいする。そんなスイーツ者でもないのに、パフェに3000円は出せないな。結局約2000円のピーチクレープにしました。白桃と黄桃のコンビネーションで実に美味しかったけどね。

さて、VALIS解散時の大変よくできたローディー、もう福井のウクレレVIPになっている岩佐くんとの7年ぶりのDUOライブでした。前回は還暦を祝ってもらったからね。今回は長年の付き合いの彼とのトーク（半分ワークショップ）とDUOと言う形にしました。「ジャズって何？」から始まってリズム談義など、なかなか良い内容になったと思います。

岩佐くんのプレイは正直言っていままでで一番よかった印象。

初めて会ってから24年。嬉しい歴史です。ゲストで参加したギタリスト若林さんも素晴らしいプレイだった。

この日は、1軒めは旨い酒と肴、2軒めはBAR、よしゃーいいのに3軒め音楽バーみたいなところでなんと朝5時近くまで。こんな歳になって呆れる行動でした。

でも月曜だっていうのに6人全員最後までいたんだよな。信じられん。うん十年前みたいなことやっちゃったよ（苦笑）。

●8/26（火）福井～名古屋池下わわ　A Summer Night In The Groove

布川俊樹(g)、松本コウ(g)、大塚桜(vo)

この日は朝起きたら9時半。これは僕にはあり得ない時間ですね。だいたい普段の生活ではウィークデイはテレ東の経済番組モーサテを見るから6時くらいには起きるからです。まあ帰ったの5時だしな。チェックアウト11時でよかった。

かなりダルかったけど、岩佐くんと合流して永平寺近くのやけに洒落てる軽井沢みたいな雰囲気の場所へ。おろし蕎麦素晴らしかった。呑んだ翌日最高のランチですね。

彼には長年ホントお世話になりっぱなし、大感謝です。

そして一路名古屋へ（高速です）。

実は昨夏、この3人でのライブが台風でキャンセルになったのです。1年経って実現しました。実に雰囲気のよい料理もお酒も充実のお店。

コウくんはそれこそ20年以上前、彼が学生だった頃の生徒。いまは僕のオンラインサロン会員です。サロン師範代と言われてます。実に素晴らしいギタリスト。普段堅気の仕事をしてるのにこれだけ弾けるって全くどういうことでしょう？リズム、フィールがとにかくいいんだよな。彼のリクエストで、僕のオリジナルかなりの難曲「Mad Hatter Blues」をDUOで演奏しました。盛り上がった！

桜さんは何ていうか人間力がすごい実に雰囲気があるエンターテイナーでした。歌のヴァラエティーも多彩で楽しいライブになったと思います。

打ち上げで色々話したら、海外を渡り歩いて（高1のオーストラリア留学から始まってるそうです）生き抜いてきたことがその源なのかもと思った次第。その海外生活で僕の学生時代の友人たち、ジャズ研の後輩などとも間接的な繋がりがあったんですけどね。ちなみに、この日は桜さんと初共演ということで、僕としては珍しい赤いシャツにしてみました。桜さんといい感じのコーディネイトになったかも。

また名古屋で再演できたらいいな。