2026年誕生日のご挨拶ご挨拶
68歳になりました。誕生日当日は大学でかなりハードなレッスン前期最終日でした。その前後1日はオフだったので ”誕生日気分”を楽しんでいます。
僕にとって今年の誕生日ビッグプレゼントは何と言っても新作アルバム「BC→DC→AC」です。
https://toshikinunokawa-weblog.com/profile/discography/bc-dc-ac/
このアルバムを布川音楽の集大成と言ったのは、ただ販売目的のキャッチコピーではありません。構想5年に渡った僕の音楽人生総決算の作品を作りたかったのです。そのミッションはコンプリートしたと感じています。まあ僕がやれることはやった、ってことですね。
あとは聴いていただいた皆さんに作品評価、判断は委ねるわけですが、いまのところ大変好評で「作った甲斐があった」と感じています。
45年前に僕は仕事としての音楽を始めました。色々な機会に語っていますが、僕が「絶対プロでやる!」と決断したのはウェザーリポートのコンサートを観たときでした。簡単に言えば「ああいう最高の音楽、バンド、自分の音楽をやりたい」、それが音楽家になる1番のインセンティブでした。
僕はジャズギタリストとしての練習は学生時代一所懸命やっていましたが、そのウェザーのコンサートを観たときに産まれたパッションはそれより全然強いものでした。ちなみに学生時代には、ほとんどスタンダード曲などメモリーしてませんでした。ジャズ研のリサイタルでは、VSOPやフュージョンの名曲とかやってましたね。やっぱりフュージョン全盛時代に育ったことが大きいのかな。完全にバンドサウンド志向でした。
1982年大学卒業後、しばらくして朝の部ピットインで布川俊樹グループを始め、それが初っつぁん(古川初穂)との出会いによって85年VALISに繋がりますが、24歳で自分のグループを始めた最初から僕のグループは全曲オリジナル曲でした。無彩色、Hemlock、Green Mist、Jungle Love、Under Construction、Funky Turkey、愚人の知恵 etc. どれもVALIS結成前の楽曲です。
要するに、僕の音楽を形作っていたのは、ジャズ系ではウェザーリポート、パットメセニーグループ、ステップスアヘッド、ヘッドハンターズ、ジョンスコフィールドファンクバンド、VSOP、ロックだったらレッドツェッペリン、ポリス、プリンス&レボリューション、ピーターガブリエル、ローリングストーンズ、ビートルズとか。要は基本全曲オリジナルでやる独自のバンドサウンドってことです(つまり楽曲主体のバンドサウンド)。そして上記に挙げたバンドくらいの存在になる(つまり大成功する)、っていう野望を持って一応プロミュージシャンになったのです👊。
まあ、その後うん10年、僕は自分のバンドを商業的に成功させる総合的実力(人間力、演奏力、運etc. 全て)はありませんでした(音楽的にはやれることはやったと思ってます)。それが2003年のVALIS解散の主たる理由ですが、30~40代くらいから僕は違うところで人生が開けました。ウルトラマンジャズがあたったり、金字塔が売れたりして、大学講師にもなった。まあ、ジャズスタンダード、ジャズギターのせんせーみたいなイメージになったと思います。
そんなつもりは自分ではなかったんですけどね(苦笑)。ジャズスタンダード曲をそれなりに覚えたのは「ジャズライフのギターアレンジ連載」をやってからだし、それが金字塔に繋がり数々の教則本にも繋がった。
人間万事塞翁が馬ですから、その人生は楽しかったしもちろん自分でやれることはやって来ました。
でも…
元々やりたかったことはこういうことだったんです。このアルバムに音楽人生45年の想いが詰まっています。
是非聴いてくださいね。以下URLはアルバムのティーザーです。
